2026/01/20

理念紹介✨

    仁からはじまるリズムに合わせて ♬

1月の理念で私が素敵だなと思ったエピソードを紹介させていただきます。

 

ある日の遊びの時間。

使いたかったおもちゃが使えずに、ポロポロと涙を流すお友達がいました。

どう声をかけようか…と見守っていると、近くにいた子がすっと別のおもちゃを手に取り、やさしくこんな声をかけてくれました。

「今はこれ使えないけど、これならこうやって遊ぶと楽しいよ?」

その言い方がとても自然で、お友達に寄り添う気持ちがちゃんと伝わっていてきました。

また別の日には、その子のお気に入りのおもちゃが、年下の子に何度も触られてちょっと壊れそうになる場面がありました。

そんなときも怒ることなく、落ち着いた声でこう言ってくれました。

「〇〇くん、大丈夫だよ。今、これ守っとくね」

そう言いながら、体でそっと包み込むようにして、大切なものを守っていて相手のことも、自分の気持ちも、どちらも大事にしているんだなと感じました。

雪遊びでもその子の素敵な姿は沢山ありました。小さなお友達をソリに乗せて引っぱってあげたり、流れてしまったソリを誰が取りに行くかでちょっともめていると、「じゃあ、自分が行ってくるね!」とすぐに動いてくれました。

戻ってきたあとにはみんなに「どうして行きたくなかったの?」と聞いて、「寒いし、遠かったし…」と話すお友達にこう返してくれました。

「そっか〜。実は自分もちょっとめんどくさかったんだよ。だから次はみんながソリ取ってきてね」と、お互いの気持ちをちゃんとやりとりできていて、私も思わず「すごいなぁ…」と感じました。

でももちろん、そんな優しさがが見られる一方で、まだまだ成長の途中でもあります。

順番を待っているときに割り込まれてしまうとついカッとなって手が出てしまったり、保育士が自分の思い通りに動かなかったときには、イライラして涙が止まらなくなる姿も度々見られます。

けれどそれもきっと、その子なりの「今」の姿で「わかってほしい」「こうしてほしい」っていう気持ちはちゃんとあっても、それをうまく言葉にするのが難しいときもあるのかなと思います。

そんな毎日の中で、人の気持ちに気づいたり、そっと声をかけたり、自分なりのやさしさを行動にうつす場面が増えてきたこと。

それは、きっと心の中にある“やさしさの芽”が、少しずつ伸びてきている証なのかなと感じています。

やさしさって、誰かに「こうしなさい」って言われてやることじゃなくて、「こうしたいな」って思った気持ちが、にじみ出てくるものなんだなぁと、子どもたちを見ていて改めて思わされます。

これからも、その子らしいペースで、やさしさの花が咲いていくのを、そっと見守っていきたいなと思います。

 

この理念を拝見して、この子は自分のこともちゃんと大事にしていて、ご家族や周りの人たちからも愛されているから、にじみ出てきたものなんだろうなと感じました。

自分の気持ちも伝え、相手も思いやる、とても素敵なエピソードに感動しました。

またね👋