2025/05/20

理念紹介🌳

仁からはじまるリズムに合わせて👏🏻🎶

株式会社仁では、会社の理念に基づいたエピソードやみんなにも知ってもらいたいと思ったことを社内で共有する機会があります📝

利用者様や子どもたち、ご家族の方々、日々一緒に働く仲間たちとの関わりの中で生まれた

心温まるお話しや、ハッと気づかされたこと、新しい学びなどなど、様々な内容です💡

今回はその中から一つ紹介させていただきます✨

《こどもの頃通っていたこども園の先生を思い出すことがあります。私は泣く、怒る、言う事聞かないなどなどすごく手のかかる子どもだったそうです。
そんな自分の事は全く覚えていませんが、先生が一緒に遊んでくれたことや手を繋いで歩いてくれた事、笑顔で一緒に居てくれた先生のことはなんとなく覚えています。

あったに通ってくれているK君はお友達の事や先生の事がとっても気になる男の子です。
その中でもその子にとって特別で大好きな先生がいます。
その先生がお休みだったり、休憩に入っていなくなると「あれ?〇〇先生は?」と探したり、見つけた時には「〇〇先生だー!」と大喜びしたり、素直に「〇〇先生好き!」と伝えているのを見ると、本当にその先生の事が大好きで特別な存在なんだなと感じます。その子は先生だけでなく、お休みのお友達がいたり、いつもと違う過ごし方をすると必ず反応してくれます。私たちにとっては何気ない事、当たり前の事でもその子にとっては大きな変化で落ち着かなかったり、不安に繋がることだと分かっていても、ついつい当たり前のように答えてしまう事があります。

当たり前なことは人それぞれ違うということ。
それは大人も子どもも一緒で、こちらの当たり前を押し付けてしまうことは相手の安心を奪ってしまったり、否定してしまうことになるかもしれません。

大人の事情ではなくこどもの気持ちを大事にしたい。
そう思っていても、なかなか日常では業務を優先してしまったり、こちらの事情で動いてしまうことが多くなってしまっています。そんな時にその子の気持ちを受け止めることが出来ていなかったと、その子の素直な表現を見て改めて気づくことが出来ました。
大人の事情で動いてしまうことは避けられなかったとしても、その時にどれだけ子どもたちに寄り添えるか、相手に寄り添えるかが大切なんだと思いました。

自分にとってこども園の先生を思い出すように、あったの子どもたちが大きくなった時、私たちのことをふと思い出してくれたらいいなと思います。
その思い出が優しく寄り添ってくれたことや笑顔の先生だったことであるように、子ども達の気持ちをしっかり受け取って関わっていきたいです。》

とても素敵な理念の共有でした😊

この理念を選んだ理由として、

わたし自身も子どもの頃の幼稚園の記憶は凄くあります。
私は母親からなかなか離れることが出来ず泣いている子どもでした。そんな中担任の先生がずっと傍にいてくれたり、私の好きな遊びを見つけてくれたこと、鮮明に覚えています。
この理念を読ませていただいたときに自分の子どものときの担任もそうだったな、と思い共感しました。
私も今通ってくれている子どもたちの記憶に残るような保育者になりたいと思いましたし、改めて丁寧に寄り添って対応していきたいと思います!

 

今後の理念紹介もぜひ楽しみにお待ちください!

またね👋🏻